小型ワゴンが人気
軽乗用車ではホンダのN-BOXやスズキのスペーシア、ダイハツのタントなどトールワゴンが販売の上位を独占。
ファミリー層には5ナンバー・サイズのミニバンであるトヨタ・ヴォクシーやシエンタ、ホンダのフリードなどが人気だ。
小型トールワゴンはこれらの「隙間」を狙ったジャンルだったが、今や軽からのステップアップとミニバンからのダウンサイジング(小型車への乗り換え)の両方の需要を吸収する形で販売が伸びている。
いずれも、ファミリーユースには必須の両側スライドドアを採用し、室内も広い。
安全装備が充実していながら価格は抑えられており、税金や燃料代を含めた維持費も比較的安く済むなど利点が多い。
また、ルーミーを生産しているのはダイハツ、ソリオはスズキと、いずれも小さな車を造るのはお手の物。小物の収納やシートアレンジなど、軽自動車で培ったノウハウがたっぷり詰まっている。
2021/7/8 更新