新車試乗記

 小型ワゴンが人気

 小型ワゴンが人気

軽乗用車ではホンダのN-BOXやスズキのスペーシア、ダイハツのタントなどトールワゴンが販売の上位を独占。
 ファミリー層には5ナンバー・サイズのミニバンであるトヨタ・ヴォクシーやシエンタ、ホンダのフリードなどが人気だ。
 小型トールワゴンはこれらの「隙間」を狙ったジャンルだったが、今や軽からのステップアップとミニバンからのダウンサイジング(小型車への乗り換え)の両方の需要を吸収する形で販売が伸びている。
 いずれも、ファミリーユースには必須の両側スライドドアを採用し、室内も広い。
 安全装備が充実していながら価格は抑えられており、税金や燃料代を含めた維持費も比較的安く済むなど利点が多い。
 また、ルーミーを生産しているのはダイハツ、ソリオはスズキと、いずれも小さな車を造るのはお手の物。小物の収納やシートアレンジなど、軽自動車で培ったノウハウがたっぷり詰まっている。

ホンダ ヴェゼルe:HEV Z

ホンダ ヴェゼルe:HEV Z

 ホンダは、スポーツ用多目的車(SUV)ヴェゼルをフルモデルチェンジし発売した。車体と同色の個性的なフロントグリルを採用。ホンダ独自のハイブリッドシステムe:HEVはバッテリーとモーターが強化され、静かで力強い走りを実現した。

ホンダ N-ONE

ホンダ N-ONE

 ホンダは、往年の名車「N360」のデザインを継承した軽乗用車N-ONE(エヌワン)をフルモデルチェンジし、2代目を2020年11月に発売した。内装や乗り心地が一段と向上。全車速追従のアダプティブ・クルーズ・コントロール(ACC)を標準装備にするなど、安全性能も充実した。

日産 ノート

日産 ノート

 日産自動車の新型ノートは、エンジンで発電しモーターで走るコンパクトカー。モーターならではの滑らかな加速とエンジンの存在をほとんど意識させない静粛性、しっかりした乗り心地はコンパクトカーの水準を大きく引き上げるものだ。

スバル レヴォーグ

スバル レヴォーグ

 2020-21日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞したスバルの2代目レヴォーグに試乗した。がっしりした車体、先進の安全装備、新開発のエンジン、定評あるAWD(常時全輪駆動)などにより「安心」を凝縮した車だ。

スズキ ソリオ

スズキ ソリオ

 スズキは、排気量1・2リットルの小型ワゴン車「ソリオ」と「ソリオバンディット」をフルモデルチェンジし、昨年12月に発売した。車体を拡大して荷室を大きくし、静粛性や乗り心地も改善した。小回り性能など、小型ワゴンならではの取り回しの良さは維持している。

マツダ MX-30

マツダ MX-30

 マツダは、モダンな新型SUV(スポーツ用多目的車)MX-30を発売した。前後のドアが観音開きになる「フリースタイルドア」の採用や、ベース車にオプション群を加えて機能や内装をコーディネートする「ユア・オリジナル・チョイス」を提案している。当初は2リットルのガソリンエンジンに小型のモーターを組み合わせたマイルドハイブリッド(HV)の1機種だが、2021年1月にマツダ初のEV(電気自動車)モデルを追加する。

トヨタ ハリアー

トヨタ ハリアー

 トヨタ自動車のハリアーは、都会派SUV(スポーツ用多目的車)の元祖ともいえる車。1997年に初代が登場し、今年6月、4代目の新型が発売された。クーペスタイルの伸びやかなデザインと上質な乗り心地が魅力だ。

トヨタ ヤリスクロス

トヨタ ヤリスクロス

 トヨタ自動車は、排気量1.5リットルの小型SUV(スポーツ用多目的車)「ヤリスクロス」を発売した。1リットルターボエンジンを搭載した「ライズ」と、1.8リットルクラスの「C-HR」の間を埋める新型車。手頃な大きさの車体と使い勝手のいい室内、軽快な走りが持ち味だ。

日産 キックス

日産 キックス

 日産の新型SUV(スポーツ用多目的車)「キックス」は、エンジンで発電しモーターで車輪を駆動するハイブリッド車(HV)。日産が国内市場向けに新型車を発売するのは10年ぶり。モーターならではの力強く滑らかな走行と、アクセルペダルの踏み具合だけで加減速できるeパワードライブが特徴だ。

ダイハツ タフト

ダイハツ タフト

 ダイハツは、日常からレジャーまで使える新型軽乗用車「タフト」を発売した。角張った個性的なデザインと、前席の天井をガラスにしたスカイフィールトップの全車標準装備などが特徴。ライバルは、スズキのSUV(スポーツ用多目的車)「ハスラー」や本格的な四輪駆動車(4WD)「ジムニー」だという。

ホンダ フィット・クロスター

ホンダ フィット・クロスター

 ホンダの新型フィットには生活スタイルに合わせた五つのバリエーションがあり、クロスターは専用デザインの車体が与えられているアウトドア向けのモデル。ハイブリッド(HV)と1.3リットルのガソリン車があり、今回はガソリン車に試乗した。

日産 ルークス

日産 ルークス

 日産自動車の軽乗用車「ルークス」は、国内市場で最も人気があるスーパーハイトワゴンに属する新型車。広い室内と先進の運転支援技術「プロパイロット」により長距離ドライブを快適にこなす。

トヨタ ヤリス

トヨタ ヤリス

 トヨタは小型車ヴィッツをフルモデルチェンジし、「ヤリス」として発売した。1.5リットル3気筒ガソリンエンジンやハイブリッドシステム(HV)を新開発。スポーティーなコンパクトカーに仕上げた。

ホンダ フィット e:HEVホーム

ホンダ フィット e:HEVホーム

 フルモデルチェンジしたホンダの新型フィットは「心地よさ」が開発テーマ。ハイブリッド(HV)モデルは、エンジンが発電を受け持ちモーターで走行するe:HEVを採用。加速や乗り心地、そしてデザインまで、全てが滑らかなコンパクトカーに仕上がっている。

スズキ ハスラー ハイブリッドX

スズキ ハスラー ハイブリッドX

 スズキは、2014年に登場して新ジャンルを切り開いた軽乗用車「ハスラー」をフルモデルチェンジした。2代目は、丸形のヘッドライトなど、一目でハスラーと分かる個性的なデザインを継承。新しいプラットホーム(車台)の採用で静粛性や走りの質に磨きを掛けた。

ホンダ N-WGN

ホンダ N-WGN

 ホンダのN-WGN(エヌ・ワゴン)は「親しみやすさ」をテーマにした軽自動車。優しい顔つきの外観は2月に発売予定の新型フィットにもつながり、ホンダの新しいデザインの方向を示している。安全運転支援システム「ホンダセンシング」を全車標準装備。軽自動車でありながら、先行車との車間距離を適切に保つACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)も全車標準装備している。

ダイハツ ロッキー

ダイハツ ロッキー

 ダイハツは、5ナンバーサイズの小型SUV(スポーツ用多目的車)「ロッキー」を発売した。全長4mを切るコンパクトな車体に広い室内空間と大きい荷室を確保。排気量1リットルのターボエンジンは力強く、1トンを切る車体を軽快に走らせる。

マツダ CX-30

マツダ CX-30

 マツダの新型SUV(スポーツ用多目的車)CX-30に試乗した。先行したマツダ3(セダン、ハッチバック)と共通の曲面で構成する車体デザインを採用。市街地でも取り回しのよい大きさや広い室内など、日常の扱いやすさを追求した車だ。

カローラ ツーリング ハイブリッドW×B

カローラ ツーリング ハイブリッドW×B

 日本を代表する乗用車、トヨタ・カローラがフルモデルチェンジを受け、セダンとツーリング(ワゴン)の2タイプが発売された。車体はやや大きくなり、ついにカローラも3ナンバーになった。広くなった室内は静かで、快適性が向上。安全装備やスマートフォンとの連携機能も充実している。

ダイハツ タント・カスタムRS

ダイハツ タント・カスタムRS

 ダイハツは、広い室内で人気の軽乗用車「タント」をフルモデルチェンジした。助手席側が大きく開くミラクルオープンドアに開閉の予約機能を付けたり、運転席を大きくスライドできるようにしたりして使い勝手を向上。新開発の車台(プラットフォーム)の採用により乗り心地や操縦性も大きく向上した。

スバル フォレスター アドバンス

スバル フォレスター アドバンス

 スバルのスポーツ用多目的車(SUV)フォレスターは、同社の最量販車種。スムーズな水平対向エンジンと常時四輪駆動(AWD)による安定した走り、居眠り運転を防止するドライバーモニタリングシステムをはじめとした予防安全性能が売り物だ。

マツダ MAZDA3 ファストバックXD

マツダ MAZDA3 ファストバックXD

 マツダは、主力の小型乗用車「アクセラ」をフルモデルチェンジし、MAZDA3(マツダ・スリー)として発売した。滑らかな面で構成した斬新なデザインを採用。操縦性、静粛性が大きく向上し、1クラス上の快適性を得ている。

トヨタ RAV4

トヨタ RAV4

 トヨタのスポーツ用多目的車(SUV)RAV4が3年ぶりに復活した。3方式の四輪駆動(4WD)が用意されている本格的なオフロードモデルだが、舗装路主体で乗るのなら前輪駆動(FF)のモデルも選択肢の一つだ。

日産 デイズハイウェイスター

日産 デイズハイウェイスター

 日産自動車と三菱自動車は、新型の軽乗用車「デイズ」と「ekワゴン」をそれぞれ発売した。両社の合弁会社であるNMKVのマネジメントで日産が企画・開発した新型車で、軽自動車として初めて同一車線運転支援技術を採用した。力強い新型エンジンの搭載や静粛性の向上により商品力も高まった。兄弟車種のうち、日産デイズの上級グレードであるハイウェイスターXプロパイロットエディションに試乗した。

三菱自動車 デリカD:5

三菱自動車 デリカD:5

 三菱自動車のミニバン「デリカD:5」が大幅な改良を受け、個性的な顔つきで登場した。エンジンは力強い2.2リットルディーゼルターボ。悪路や雪道を得意とする四輪駆動(4WD)のオールラウンドミニバンは、競合する車種がない唯一無二の存在だ。

ホンダ インサイト

ホンダ インサイト

 ホンダのハイブリッド(HV)専用車「インサイト」が4年ぶりに復活した。独自のスポーツハイブリッドi-MMDを採用し、5ナンバーサイズの5ドアハッチバックから正統派の中型セダンに生まれ変わった。

スズキ スペーシア・ギア

スズキ スペーシア・ギア

 スズキは、ハイトワゴンタイプの軽乗用車「スペーシア」をベースにした新型SUV(スポーツ用多目的車)「スペーシアギア」を発売した。外装はアウトドアレジャー向けのタフなイメージ、内装には汚れを気にせず使える撥水(はっすい)加工シートや防汚加工の荷室を採用。日常の使い勝手も優れている。

ホンダ CR-Vハイブリッド

ホンダ CR-Vハイブリッド

 ホンダの新型CR-Vは、1.5リットルのターボエンジンを搭載したガソリン車と、2リットルのガソリンエンジンにモーターを組み合わせたハイブリッド車(HV)があり、バランスの取れたSUV(スポーツ用多目的車)に仕上がっている。今回は、11月に発売されたばかりのHVに試乗した。