スバルは、都市型のSUV(スポーツ用多目的車)「XV」をフルモデルチェンジし、「クロストレック」として発売した。精悍(せいかん)なフロントマスクや、燃費を改善したマイルドハイブリッドの2リットルエンジンを採用。シリーズで初めてFF車(前輪駆動)
スズキのスペーシアベースは、ハイトワゴンタイプの軽自動車「スペーシア・シリーズ」の新顔。荷室空間を自在にレイアウトできるマルチボードを備えているのが特長。アウトドアレジャーやワーケーションなどの利用を提案している。
トヨタの高級乗用車「クラウン」が大きく変わった。伝統的なセダンの殻を破り、4つのバリエーションを展開する。クラウンはこれまで国内限定車種だったが、新型は約40の国・地域で販売するという。第1弾として発売されたクロスオーバーに試乗した。
ホンダは、新型SUV(スポーツ用多目的車)「ZR-V」を4月21日に発売する。各販売店は試乗車を用意して、試乗と先行予約を受け付けている。モーターによる滑らかな走りと、背の高いSUVとは思えない爽快な操縦性が持ち味だ。
日産自動車の新型エクストレイルは、1.5リットルのターボエンジンで発電し、モーターで走るハイブリッド(HV)のスポーツタイプ多目的車(SUV)。走行中の室内は静かで乗り心地が良く、内装も上質。発電機を備えた高級電気自動車(EV)と言っていい仕上がりで、試乗の感想は「とにかく滑らか」の一言に尽きる。
トヨタ自動車は、扱いやすい5ナンバーサイズのミニバン「シエンタ」をフルモデルチェンジし、8月に発売した。2列目シートの居住空間を広げて快適性を向上。車台やパワーユニットも一新して乗り心地や燃費も改善した。
ダイハツは、かわいらしいデザインと両側スライドドアで人気の軽乗用車「ムーヴ・キャンバス」をフルモデルチェンジして発売した。デザインを継承しながら、落ち着いた雰囲気のバリエーションを追加。ターボエンジン搭載モデルも加えて走りの面でも満足度を高めた。
三菱自動車は軽自動車タイプの電気自動車(BEV)「ekクロスEV」を発売した。近距離での利用を想定して、フル充電時の走行距離を180km(WLTCモード)にすることで価格を抑えた。軽自動車の水準を超えた静かで力強い走りが特徴だ。
ホンダの新型ステップワゴンは、シンプルなデザインの「エアー」と、重厚な「スパーダ」の2シリーズを展開。2リットルエンジンで発電しモーターで車輪を駆動するe-HEVは静かで滑らかな走りが特徴。シートアレンジのしやすさもホンダならではだ。
日産自動車のアリアは、電気で走るスポーツタイプ多目的車(SUV)。大きめのバッテリーを積むことで、フル充電で最大470km走ることができる(WLTCモード)。室内の静粛性は高く、走りは滑らか。最近の車では珍しく、報道発表資料に0-100km加速のデータを掲載しているのも性能への自信の表れだろう。
ホンダのシビックは1972年の誕生以来これまでに世界で累計2700万台が販売されたグローバルモデル。2021年9月に国内発売された11代目は、クーペを思わせる流れるようなスタイルと上質な乗り心地が特徴だ。試乗車は1.5リットルのガソリンターボエンジンモデル。7月にはハイブリッド(HV)も加わる予定だ。
質素な実用車として42年の歴史を持つスズキの軽自動車「アルト」がフルモデルチェンジを受け、9代目が誕生した。丸みを帯びた親しみやすいデザインを採用。夜間の歩行者を検知する安全機能や六つのエアバッグを全グレードに標準装備しながら、車両本体価格を100万円台前半に抑えた経済車だ。
三菱自動車の新型アウトランダーPHEV(プラグインハイブリッド)は、バッテリーに充電した電力で80km以上走ることができるSUV(スポーツ用多目的車)。前輪と後輪を駆動する二つのモーターを搭載。バッテリーの状態に応じてエンジンによる発電も組み合わせて走り、長距離ドライブでも「電欠」の心配がない。