ダイハツは、日常からレジャーまで使える新型軽乗用車「タフト」を発売した。角張った個性的なデザインと、前席の天井をガラスにしたスカイフィールトップの全車標準装備などが特徴。ライバルは、スズキのSUV(スポーツ用多目的車)「ハスラー」や本格的な四輪駆動車(4WD)「ジムニー」だという。
ホンダの新型フィットには生活スタイルに合わせた五つのバリエーションがあり、クロスターは専用デザインの車体が与えられているアウトドア向けのモデル。ハイブリッド(HV)と1.3リットルのガソリン車があり、今回はガソリン車に試乗した。
日産自動車の軽乗用車「ルークス」は、国内市場で最も人気があるスーパーハイトワゴンに属する新型車。広い室内と先進の運転支援技術「プロパイロット」により長距離ドライブを快適にこなす。
トヨタは小型車ヴィッツをフルモデルチェンジし、「ヤリス」として発売した。1.5リットル3気筒ガソリンエンジンやハイブリッドシステム(HV)を新開発。スポーティーなコンパクトカーに仕上げた。
フルモデルチェンジしたホンダの新型フィットは「心地よさ」が開発テーマ。ハイブリッド(HV)モデルは、エンジンが発電を受け持ちモーターで走行するe:HEVを採用。加速や乗り心地、そしてデザインまで、全てが滑らかなコンパクトカーに仕上がっている。
スズキは、2014年に登場して新ジャンルを切り開いた軽乗用車「ハスラー」をフルモデルチェンジした。2代目は、丸形のヘッドライトなど、一目でハスラーと分かる個性的なデザインを継承。新しいプラットホーム(車台)の採用で静粛性や走りの質に磨きを掛けた。
ホンダのN-WGN(エヌ・ワゴン)は「親しみやすさ」をテーマにした軽自動車。優しい顔つきの外観は2月に発売予定の新型フィットにもつながり、ホンダの新しいデザインの方向を示している。安全運転支援システム「ホンダセンシング」を全車標準装備。軽自動車でありながら、先行車との車間距離を適切に保つACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)も全車標準装備している。
ダイハツは、5ナンバーサイズの小型SUV(スポーツ用多目的車)「ロッキー」を発売した。全長4mを切るコンパクトな車体に広い室内空間と大きい荷室を確保。排気量1リットルのターボエンジンは力強く、1トンを切る車体を軽快に走らせる。
マツダの新型SUV(スポーツ用多目的車)CX-30に試乗した。先行したマツダ3(セダン、ハッチバック)と共通の曲面で構成する車体デザインを採用。市街地でも取り回しのよい大きさや広い室内など、日常の扱いやすさを追求した車だ。
日本を代表する乗用車、トヨタ・カローラがフルモデルチェンジを受け、セダンとツーリング(ワゴン)の2タイプが発売された。車体はやや大きくなり、ついにカローラも3ナンバーになった。広くなった室内は静かで、快適性が向上。安全装備やスマートフォンとの連携機能も充実している。
ダイハツは、広い室内で人気の軽乗用車「タント」をフルモデルチェンジした。助手席側が大きく開くミラクルオープンドアに開閉の予約機能を付けたり、運転席を大きくスライドできるようにしたりして使い勝手を向上。新開発の車台(プラットフォーム)の採用により乗り心地や操縦性も大きく向上した。
スバルのスポーツ用多目的車(SUV)フォレスターは、同社の最量販車種。スムーズな水平対向エンジンと常時四輪駆動(AWD)による安定した走り、居眠り運転を防止するドライバーモニタリングシステムをはじめとした予防安全性能が売り物だ。
マツダは、主力の小型乗用車「アクセラ」をフルモデルチェンジし、MAZDA3(マツダ・スリー)として発売した。滑らかな面で構成した斬新なデザインを採用。操縦性、静粛性が大きく向上し、1クラス上の快適性を得ている。
トヨタのスポーツ用多目的車(SUV)RAV4が3年ぶりに復活した。3方式の四輪駆動(4WD)が用意されている本格的なオフロードモデルだが、舗装路主体で乗るのなら前輪駆動(FF)のモデルも選択肢の一つだ。
日産自動車と三菱自動車は、新型の軽乗用車「デイズ」と「ekワゴン」をそれぞれ発売した。両社の合弁会社であるNMKVのマネジメントで日産が企画・開発した新型車で、軽自動車として初めて同一車線運転支援技術を採用した。力強い新型エンジンの搭載や静粛性の向上により商品力も高まった。兄弟車種のうち、日産デイズの上級グレードであるハイウェイスターXプロパイロットエディションに試乗した。
三菱自動車のミニバン「デリカD:5」が大幅な改良を受け、個性的な顔つきで登場した。エンジンは力強い2.2リットルディーゼルターボ。悪路や雪道を得意とする四輪駆動(4WD)のオールラウンドミニバンは、競合する車種がない唯一無二の存在だ。
ホンダのハイブリッド(HV)専用車「インサイト」が4年ぶりに復活した。独自のスポーツハイブリッドi-MMDを採用し、5ナンバーサイズの5ドアハッチバックから正統派の中型セダンに生まれ変わった。
スズキは、ハイトワゴンタイプの軽乗用車「スペーシア」をベースにした新型SUV(スポーツ用多目的車)「スペーシアギア」を発売した。外装はアウトドアレジャー向けのタフなイメージ、内装には汚れを気にせず使える撥水(はっすい)加工シートや防汚加工の荷室を採用。日常の使い勝手も優れている。
ホンダの新型CR-Vは、1.5リットルのターボエンジンを搭載したガソリン車と、2リットルのガソリンエンジンにモーターを組み合わせたハイブリッド車(HV)があり、バランスの取れたSUV(スポーツ用多目的車)に仕上がっている。今回は、11月に発売されたばかりのHVに試乗した。
ダイハツのミラ・トコットは、初めて車を購入する若い女性に向けて開発された新型車。シンプルなスタイル、死角が少ない広い窓、充実した安全装備、そして財布優しい価格が特長だ。
トヨタの新型車カローラスポーツは、スポーティーモデルとして販売されていたオーリスの後継モデル。国内向けのカローラとして初めて3ナンバーの幅広い車体が与えられた。走りの質を向上させるというトヨタの新しい車づくりに沿った新型車だ。
20年ぶりにフルモデルチェンジしたスズキの四輪駆動車(4WD)ジムニーは、本格的な悪路走行性能を備えた世界で唯一無二のコンパクトカー。7月の発売からこれまでに1年分の生産台数を超える注文があり「これから発注を受けても納車には相当時間がかかりそう」(販売店)という人気だ。
トヨタは、高級セダン「クラウン」をフルモデルチェンジした。海外のサーキットで走行テストを繰り返すことでハンドリング性能を鍛え上げ「おじさん車」のイメージを一新した。最新の通信機能を全車に標準装備した「つながる車」の第一弾ということも話題だ。
今回の試乗車はスバルのSUV(スポーツ用多目的車)XV。昨年12月に納車された同僚のマイカーを拝借した。排気量2リットルのモデルで、走行距離は約8000km。2016-17日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞したインプレッサと同様に素直な操縦性が持ち味。四輪駆動(AWD)なので高速走行の安定性もいい。