女性に人気の軽乗用車、スズキのアルト・ラパンがフルモデルチェンジした。箱形を基本にしたデザインは角が丸くなり、一段とおしゃれになった。車重を120kgも軽くしたという大幅なダイエットにより、リッター35.6kmの低燃費を実現した。
ホンダのミニバン、新型ステップワゴンは、新開発の1.5リットルターボエンジンを搭載し、小さな排気量で1700kgもある重量級の車体をスムーズに走らせる。テールゲートに採用した横開きのドアは、荷物の積み降ろしはもちろん、後方からの乗り降りにも便利だ。
マツダの新型車CX-3は、1.5リットルターボディーゼルを搭載した小型SUV(スポーツ用多目的車)。省燃費とハイパワーを両立したエンジンと、伸びやかなプロポーションが特長だ。
フルモデルチェンジしたダイハツのムーヴは新しい骨格構造を採用し、軽量化や燃費の改善、乗り心地の向上、安全装備の充実など、基本性能が向上した。上級車から軽乗用車への乗り換えを想定した豪華装備の「ハイパー」も設定された。
トヨタは、高級ミニバン「ヴェルファイア」と「アルファード」をフルモデルチェンジした。目指したのはミニバンの枠を超えた「大空間高級サルーン」。広い室内にゆったりしたシート、路面をなめるような上質な乗り心地が持ち味だ。価格は、最も豪華なグレードは700万円を超える。
スズキの新型アルトは、ガソリン車最高のリッター37.0km(JC08モード)の低燃費とシンプルなデザイン、徹底した軽量化による軽い車体が特徴。35年前に発売され大ヒットした初代アルトを思い起こさせるモデルである。
ホンダの新型車「グレイス」は、扱いやすい5ナンバーサイズのハイブリッド(HV)セダン。低燃費に加えて、クーペのような端正なスタイルと広い室内が売り物だ。5ナンバーの小型セダンは車種が限られていて、販売台数も少ない。グレイスの発売は、かつてセダンに乗った中高年ドライバーを呼び戻すきっかけになるのだろうか。
レジャー向けの軽乗用車、ダイハツの「ウェイク」に試乗した。ミニバンに匹敵する広い室内スペースと、用途に合わせて開発された豊富なオプションは、趣味の世界を広げてくれそうだ。
2014-15日本カーオブザイヤーを受賞したマツダの「デミオ」に試乗した。コンパクトカーの枠を超えたデザインと乗り心地、1.5リットル・クリーンディーゼルエンジンの搭載など、話題の一台である。
スズキの軽乗用車ワゴンRの進化が続いている。8月の一部改良で低燃費化技術「S-エネチャージ」を搭載し、軽ワゴンで最高となるリッター32.4km(JC08モード)の低燃費を実現した。現行のワゴンRは2012年9月に登場したが、13年7月に燃費を改善するとともに自動停止ブレーキを採用するなど、1年ごとに大きな改良を受けている。
富士重工業が発売した「スバル・レヴォーグ」は、レガシー・ツーリングワゴンの後継となる新型車。広い室内と大きな荷室を備えながら、活発な走りが楽しめるスポーツツアラーに仕上がっている。エンジンは、ターボチャージャー付きの1.6リットルと2.0リットル。駆動方式には、スバルお得意のAWD(フルタイム4WD)が採用されている。
ダイハツの軽スポーツカー「コペン」がフルモデルチェンジを受け、このほど発売された。きびきびとした走りの楽しさとオープンエアーの爽快感は、スポーツカーならでは。新型コペンにはさらに、外装を着せ替えられるという新しい提案も盛り込まれている。
新型エクストレイルは、本格的な悪路走破性を備えながら、街中でも快適に使えるSUV(スポーツ用多目的車)。今回は、市街地を中心に試乗した。
三菱自動車のeKスペースは、大きな室内空間が魅力のスーパーハイトワゴン。ライバルを十分に研究した上で、子育てママに便利な装備を満載した「気配りの軽自動車」だ。
ホンダのヴェゼルは、SUV(スポーツ用多目的車)でありながら、クーペのような滑らかなデザインを身にまとっている。人気のハイブリッド車(HV)は、152馬力の総合出力とリッター24.2~27.0kmの低燃費を両立。足回りは引き締められており、スポーティーな走りが体感できる。
トヨタ自動車は、5ナンバーサイズのミニバン「ヴォクシー」と「ノア」をフルモデルチェンジした。ハイブリッド車の設定やガソリンエンジン車の燃費向上に加えて、ステップのない低床フロアやシートアレンジの工夫により、一段と使いやすくなった。ネッツ店で取り扱うヴォクシーのガソリン車に試乗した。
「遊べる軽、出た」をキャッチコピーにしたスズキの新型軽乗用車「ハスラー」が発売された。室内が広いワゴンRの車台(プラットフォーム)をベースに、アウトドアスポーツやレジャーに使えるアイデアや悪路の走破性を盛り込んだ。いま、最も話題になっているモデルの一つである。
アクセラは、世界120カ国で販売されるマツダの主力車種。新型アクセラは2013年11月の発売と同時に海外でも高く評価され、日本車で唯一、北米、欧州のカーオブザイヤーで最終選考にノミネートされた。マツダがこだわる「走り」の実力はどうだろうか。
ホンダは、軽乗用車「Nシリーズ」の第4弾として、ハイトワゴンタイプの「Nワゴン」を発売した。ダイハツのムーヴやスズキのワゴンR、日産のデイズなど人気車種がひしめく軽乗用車のボリュームゾーンに向けた新型車。シリーズで初めて、スライド式のリアシートを採用した。自動停止ブレーキ装着車を125万円で設定するなど、安全装備も充実している。
圧倒的に広い室内を売り物に子育て世代の女性から支持を得たダイハツ・タントがフルモデルチェンジを受け、3代目に生まれ変わった。両側スライドドアを採用して使い勝手を向上するとともに、燃費性能も改善された。ターボエンジンを搭載したモデルは動力性能も優れており、ファーストカーの資格を十分に備えている。
フルモデルチェンジしたホンダのフィット・ハイブリッド(HB)は、システムを一新し、ベースモデルでガソリン1リットル当たり36.4kmの低燃費を実現した。1.5リットルのエンジンと強力になったモーターの組み合わせで、1.8リットルガソリン車並みの動力性能を得ている。新車販売でトップを走るトヨタの小型HB車「アクア」の手ごわいライバルになりそうだ。
トヨタ自動車が、カローラシリーズにハイブリッド車を追加した。人気の小型車「アクア」と同じ1.5リットルのハイブリッドシステムを搭載し、JC08モード燃費は33.0kmを達成している。車格、燃費性能ともに、1.8リットルのプリウスとアクアの隙間を埋める位置付けになっている。
日産自動が三菱自動車と共同で企画した軽自動車「デイズ」に試乗した。普通車のミニバンを思わせるような立体感のあるデザインと質感の高い内装、リッター29.2kmという軽ワゴンでトップクラスの低燃費が自慢だ。
メルセデス・ベンツのラインアップで最も小さい「Aクラス」の新型車、A180ブルーエフィシェンシー・スポーツに試乗した。ヨーロッパで「Cセグメント」と呼ばれるこのクラスは、ボルボの新型車「V40」が高い評価を得ているほか、6月下旬にはフォルクスワーゲンの7代目ゴルフが発売されるなど注目を集めている。輸入車でありながらベースグレードで200万円台後半の戦略的な価格が打ち出されていることも人気の一因だ。