スズキの新型車「イグニス」は、全長3.7mのコンパクトなスポーツタイプ多目的車(SUV)。これまで国産車にはなかったジャンルの車だ。四輪駆動(4WD)のグレードは本格的なオフロード性能を備えており、小さな車体は街中でも使いやすい。
2015-16日本カーオブザイヤーを受賞したマツダのスポーツカー「ロードスター」に試乗した。地をはうような低い車体、引き締まった足回り、吹き上がりのいいエンジンの組み合わせは走り心を刺激する。
今回の試乗車はトヨタのハイブリッド車(HV)新型プリウス。ベースグレードでリッター40km超えという世界最高水準の燃費性能を実現するとともに、従来モデルで弱点とされていた乗り心地や操縦性を改善し、上質な乗用車に仕上げた。個性的なデザインは好き嫌いが分かれそうだが、実車は写真よりも落ち着いて見える。
スズキは、排気量1.6リットルのスポーツタイプ多目的車(SUV)、新型エスクードを発売した。取り回しのいいコンパクトな車体に、さまざまな路面に対応する四輪制御システムを搭載している。
ダイハツの新型軽乗用車CAST(キャスト)は、1車種で性格の異なる三つのバリエーションが同時に発売された。都会的な雰囲気の「スタイル」、不整地を走るのに向いた「アクティバ」、専用サスペンションでスポーツ性能を高めた「スポーツ」の3種類。アクティバのテレビCMには、白浜町の円月島とすさみ町の海中ポストが登場している。
スズキの新型ソリオは、軽のハイトワゴンをそのまま一回り大きくしたようなスタイルをした1.2リットルの小型乗用車。8月のフルモデルチェンジで、発進加速を小型のモーターで補助するマイルド・ハイブリッド(HV)を採用。さらに車重を100kgも軽量化し、ガソリン1リットル当たり27.8kmの低燃費を実現した。
トヨタが7月に発売した新型ミニバン「シエンタ」が売れている。8月の新車販売実績は登録車で2位、軽自動車を含めても5位にランクされた。トレッキングシューズをイメージしたという大胆なデザイン、全長4.2mのコンパクトな車体に7人が乗れる使い勝手、燃費の良さなどが評価されているようだ。
女性に人気の軽乗用車、スズキのアルト・ラパンがフルモデルチェンジした。箱形を基本にしたデザインは角が丸くなり、一段とおしゃれになった。車重を120kgも軽くしたという大幅なダイエットにより、リッター35.6kmの低燃費を実現した。
ホンダのミニバン、新型ステップワゴンは、新開発の1.5リットルターボエンジンを搭載し、小さな排気量で1700kgもある重量級の車体をスムーズに走らせる。テールゲートに採用した横開きのドアは、荷物の積み降ろしはもちろん、後方からの乗り降りにも便利だ。
マツダの新型車CX-3は、1.5リットルターボディーゼルを搭載した小型SUV(スポーツ用多目的車)。省燃費とハイパワーを両立したエンジンと、伸びやかなプロポーションが特長だ。
フルモデルチェンジしたダイハツのムーヴは新しい骨格構造を採用し、軽量化や燃費の改善、乗り心地の向上、安全装備の充実など、基本性能が向上した。上級車から軽乗用車への乗り換えを想定した豪華装備の「ハイパー」も設定された。
トヨタは、高級ミニバン「ヴェルファイア」と「アルファード」をフルモデルチェンジした。目指したのはミニバンの枠を超えた「大空間高級サルーン」。広い室内にゆったりしたシート、路面をなめるような上質な乗り心地が持ち味だ。価格は、最も豪華なグレードは700万円を超える。
スズキの新型アルトは、ガソリン車最高のリッター37.0km(JC08モード)の低燃費とシンプルなデザイン、徹底した軽量化による軽い車体が特徴。35年前に発売され大ヒットした初代アルトを思い起こさせるモデルである。
ホンダの新型車「グレイス」は、扱いやすい5ナンバーサイズのハイブリッド(HV)セダン。低燃費に加えて、クーペのような端正なスタイルと広い室内が売り物だ。5ナンバーの小型セダンは車種が限られていて、販売台数も少ない。グレイスの発売は、かつてセダンに乗った中高年ドライバーを呼び戻すきっかけになるのだろうか。
レジャー向けの軽乗用車、ダイハツの「ウェイク」に試乗した。ミニバンに匹敵する広い室内スペースと、用途に合わせて開発された豊富なオプションは、趣味の世界を広げてくれそうだ。
2014-15日本カーオブザイヤーを受賞したマツダの「デミオ」に試乗した。コンパクトカーの枠を超えたデザインと乗り心地、1.5リットル・クリーンディーゼルエンジンの搭載など、話題の一台である。
スズキの軽乗用車ワゴンRの進化が続いている。8月の一部改良で低燃費化技術「S-エネチャージ」を搭載し、軽ワゴンで最高となるリッター32.4km(JC08モード)の低燃費を実現した。現行のワゴンRは2012年9月に登場したが、13年7月に燃費を改善するとともに自動停止ブレーキを採用するなど、1年ごとに大きな改良を受けている。
富士重工業が発売した「スバル・レヴォーグ」は、レガシー・ツーリングワゴンの後継となる新型車。広い室内と大きな荷室を備えながら、活発な走りが楽しめるスポーツツアラーに仕上がっている。エンジンは、ターボチャージャー付きの1.6リットルと2.0リットル。駆動方式には、スバルお得意のAWD(フルタイム4WD)が採用されている。
ダイハツの軽スポーツカー「コペン」がフルモデルチェンジを受け、このほど発売された。きびきびとした走りの楽しさとオープンエアーの爽快感は、スポーツカーならでは。新型コペンにはさらに、外装を着せ替えられるという新しい提案も盛り込まれている。
新型エクストレイルは、本格的な悪路走破性を備えながら、街中でも快適に使えるSUV(スポーツ用多目的車)。今回は、市街地を中心に試乗した。
三菱自動車のeKスペースは、大きな室内空間が魅力のスーパーハイトワゴン。ライバルを十分に研究した上で、子育てママに便利な装備を満載した「気配りの軽自動車」だ。
ホンダのヴェゼルは、SUV(スポーツ用多目的車)でありながら、クーペのような滑らかなデザインを身にまとっている。人気のハイブリッド車(HV)は、152馬力の総合出力とリッター24.2~27.0kmの低燃費を両立。足回りは引き締められており、スポーティーな走りが体感できる。
トヨタ自動車は、5ナンバーサイズのミニバン「ヴォクシー」と「ノア」をフルモデルチェンジした。ハイブリッド車の設定やガソリンエンジン車の燃費向上に加えて、ステップのない低床フロアやシートアレンジの工夫により、一段と使いやすくなった。ネッツ店で取り扱うヴォクシーのガソリン車に試乗した。
「遊べる軽、出た」をキャッチコピーにしたスズキの新型軽乗用車「ハスラー」が発売された。室内が広いワゴンRの車台(プラットフォーム)をベースに、アウトドアスポーツやレジャーに使えるアイデアや悪路の走破性を盛り込んだ。いま、最も話題になっているモデルの一つである。