三菱自動車のミニバン「デリカD:5」が大幅な改良を受け、個性的な顔つきで登場した。エンジンは力強い2.2リットルディーゼルターボ。悪路や雪道を得意とする四輪駆動(4WD)のオールラウンドミニバンは、競合する車種がない唯一無二の存在だ。
ホンダのハイブリッド(HV)専用車「インサイト」が4年ぶりに復活した。独自のスポーツハイブリッドi-MMDを採用し、5ナンバーサイズの5ドアハッチバックから正統派の中型セダンに生まれ変わった。
スズキは、ハイトワゴンタイプの軽乗用車「スペーシア」をベースにした新型SUV(スポーツ用多目的車)「スペーシアギア」を発売した。外装はアウトドアレジャー向けのタフなイメージ、内装には汚れを気にせず使える撥水(はっすい)加工シートや防汚加工の荷室を採用。日常の使い勝手も優れている。
ホンダの新型CR-Vは、1.5リットルのターボエンジンを搭載したガソリン車と、2リットルのガソリンエンジンにモーターを組み合わせたハイブリッド車(HV)があり、バランスの取れたSUV(スポーツ用多目的車)に仕上がっている。今回は、11月に発売されたばかりのHVに試乗した。
ダイハツのミラ・トコットは、初めて車を購入する若い女性に向けて開発された新型車。シンプルなスタイル、死角が少ない広い窓、充実した安全装備、そして財布優しい価格が特長だ。
トヨタの新型車カローラスポーツは、スポーティーモデルとして販売されていたオーリスの後継モデル。国内向けのカローラとして初めて3ナンバーの幅広い車体が与えられた。走りの質を向上させるというトヨタの新しい車づくりに沿った新型車だ。
20年ぶりにフルモデルチェンジしたスズキの四輪駆動車(4WD)ジムニーは、本格的な悪路走行性能を備えた世界で唯一無二のコンパクトカー。7月の発売からこれまでに1年分の生産台数を超える注文があり「これから発注を受けても納車には相当時間がかかりそう」(販売店)という人気だ。
トヨタは、高級セダン「クラウン」をフルモデルチェンジした。海外のサーキットで走行テストを繰り返すことでハンドリング性能を鍛え上げ「おじさん車」のイメージを一新した。最新の通信機能を全車に標準装備した「つながる車」の第一弾ということも話題だ。
今回の試乗車はスバルのSUV(スポーツ用多目的車)XV。昨年12月に納車された同僚のマイカーを拝借した。排気量2リットルのモデルで、走行距離は約8000km。2016-17日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞したインプレッサと同様に素直な操縦性が持ち味。四輪駆動(AWD)なので高速走行の安定性もいい。
シビックは1972年に誕生したホンダの主力車種。国内では2010年にいったん販売が終了したが、17年9月に7年ぶりに復活した。小型車の代名詞だったシビックはモデルチェンジのたびに大きくなり、新型は3ナンバー車。1.5リットルターボエンジンを搭載したハッチバックとセダン、そして2リットル、320馬力のターボエンジンを積むタイプRの3モデルが発売された。いずれもスポーティーな走りが持ち味だ。
三菱自動車は新型コンパクトSUV(スポーツ用多目的車)「エクリプスクロス」を発売した。扱いやすい大きさと、路面の状況を選ばない本格的な四輪駆動(4WD)性能を備えたバランスのいいSUV。日常の利用から長距離ドライブ、レジャーまでオールマイティーに使えそうだ。
スズキは、ハイトワゴンタイプの軽乗用車スペーシアとスペーシアカスタムをフルモデルチェンジした。スペーシアはスーツケースをイメージした遊び心のあるデザイン、カスタムは大型の迫力あるフロントグリルが特徴。人気のハイトワゴン市場でホンダのN-BOX(エヌ・ボックス)やダイハツ・タントに挑む。
スズキの新型乗用車「クロスビー」は、人気の軽乗用車「ハスラー」を一回り大きくした親しみやすいスタイル。それでいて4WD(四輪駆動車)は本格的なオフロード性能を備えている。
マツダは、3列シートの最上級SUV(スポーツ用多目的車)CX-8を発売した。ディーゼルエンジンによる力強い走りとしっとりした乗り心地により、運転の楽しさと家族での利用が両立する車に仕上がっている。内装が豪華な上級グレードは後部座席にゆったり乗るサルーンとしての利用もありそうだ。
日産の電気自動車(EV)、新型リーフに試乗した。強力なモーターによる加速は静かで滑らか。駆動用バッテリーの容量を増やすことで、フル充電からの航続距離を280km(JC08モード)から400kmに伸ばした。さらに同一車線の自動運転機能や自動駐車機能など、最先端の自動運転技術を搭載した。
スズキのコンパクトカー「スイフト」シリーズの追加車種として、スイフトスポーツが発売された。排気量1.4リットル、最高出力140馬力のターボエンジンを1トンを切る軽いボディーに搭載。強烈な加速と優れたコーナリング性能は「スポーツ」を名乗るのにふさわしい。それでいて200万円を切る車両本体価格は破格だ。
ホンダの軽乗用車N-BOX(エヌ・ボックス)がフルモデルチェンジし、2代目が登場した。圧倒的に広い室内と上質な乗り心地は軽自動車の枠を超えた。
トヨタの新型カムリは、ワイド&ローを強調した大型のセダン。快適な乗り心地が持ち味だ。新開発の高効率2.5リットルエンジンとモーターを組み合わせたハイブリッドシステム(HV)により、ガソリン1リットル当たり28.4kmの低燃費を実現している。
日産自動車の小型乗用車ノートの販売が好調だ。主役は2016年11月に発売されたハイブリッド車(HV)「eパワー」。エンジンで発電し、モーターで車輪を駆動する新感覚の走りが受けている。
ダイハツは、軽乗用車ミラ・イースをフルモデルチェンジし、5月9日から発売した。スズキのアルトと並ぶ経済性重視のモデル。低価格、低燃費に加え、安全装備を充実した。
スズキの軽乗用車ワゴンRは1993年に登場。背の高いデザインと広い室内で軽自動車の常識を塗り替え「軽ワゴン」という分野を確立した。国内の累計販売台数は440万台。この2月にフルモデルチェンジした6代目はどのように進化したのだろうか。
マツダのスポーツ多目的車(SUV)CX-5がフルモデルチェンジし、2代目が登場した。乗り心地と静粛性が大きく進化。最大トルク42.8kgを発生する2.2リットルディーゼルターボエンジンは大柄な車体を軽々と走らせる。
フルモデルチェンジしたスズキの小型乗用車スイフトに試乗した。新しい車体構造の採用により120kgも軽量化し、きびきびした走りに磨きをかけた。自然吸気の1.2リットルエンジン、燃費性能に優れたハイブリッド(HV)、力強い1リットル直噴ターボエンジンをそろえている。
デザインだけで車を選ぶのもいいじゃないか-。そう思わせるのがトヨタの新しいスポーツ多目的車(SUV)C-HRだ。アイデアスケッチをそのまま市販車にしたような躍動的なデザインは多くの人が格好いいと感じるだろう。スタイルだけでなく運動性能にもこだわっており、運転が楽しい車に仕上がっている。ガソリンターボとハイブリッド(HV)の2タイプを乗り比べた。