スプラッシュは、スズキがハンガリーの子会社で生産し、日本に輸入・販売している自社ブランドの輸入車。欧州育ちのきびきびした走りが持ち味だ。デビューは2008年10月。同じく欧州で人気のスイフトがスポーティーな仕様であるのに対して、室内を広くして、ファミリー向けに仕上げている。
6月にフルモデルチェンジした、マツダのアクセラに試乗した。アクセラは2003年の発売以来全世界で200万台を販売。同社の全販売台数の3分の1を占めるという世界戦略車種だ。新型アクセラの特徴は、信号待ちのときにエンジンを止めるアイドリング停止機構を採用したこと。また、ヨーロッパ市場などで高く評価されている走りにも一段と磨きがかかった。
エコカー減税で注目を集めているトヨタのハイブリッド車、プリウスに試乗した。5月18日の発売以来予約が殺到し、今から契約しても納車は秋になるらしい。3代目に生まれ変わり、燃費が一段と向上。さらに価格が先代モデルより30万円近く引き下げられたことで人気に火が付いた。
ウィッシュは、スポーティーでコンパクトな車体に7人が乗れるミニバン。 2003年の発売以来、55万台が販売された人気車だ。今年4月のフルモデルチェンジで、出力が高い新エンジンが搭載され、安全装備の充実も図られた。
サングラスをかけたブルドックをイメージしたという個性的なデザインの日産キューブ。背が高くて四角い形をしているので、全長4mを切るコンパクトな車体にもかかわらず、室内はとても広い。
ホンダが2月に発売したハイブリッドカー「インサイト」が売れている。ガソリン1リットル当たり30km(10・15モード)の低燃費と、189万円からというハイブリッドカーとしては破格の価格が人気の理由。先進的なスタイルをまとったこの車は、どんな走りをするのだろうか。興味津々で試乗した。
ラパンは、女性に人気のおしゃれな軽自動車。 2008年11月にフルモデルチェンジし、外観は一段と愛らしくなった。内装も女性好みの遊び心にあふれている。
昨年11月にフルモデルチェンジしたホンダの新型ライフは、運転のしやすさと使い勝手のよさを追求した軽自動車だ。軽では初めて、バックする時にインパネの画面で後方が確認できるバックモニターを標準装備した。また、フロントピラー(窓枠)を細くするなどして広い視界を確保している。
小さなプレミアム・カーは全長3メートルで3+1 トヨタのiQ(アイキュー)は、全長3mm足らずのコンパクトな車体に、大人3人が乗ることを可能にした画期的な車だ。日本・カー・オブ・ザ・イヤー2008-2009を受賞した注目の新型車に試乗した。
国内の自動車販売で5年連続日本一を続けているスズキのワゴンRがフルモデルチェンジし、4代目が登場した。ひと目でワゴンRと分かるスタイルを継承しながら、室内を広くしたり燃費を改善したりするなど、着実に進化した。親しみやすい外観の「ワゴンR」と個性的な「ワゴンRスティングレー」の2つのシリーズがある。
三菱自動車は9月17日、クラス最大の室内高が自慢の軽乗用車、新型「トッポ」を発売した。高い天井が生み出す広々とした視界と、低重心設計による安定した走りが特徴だ。
8月25日に発売されたばかりのダイハツの新型軽自動車「ムーヴ コンテ」に試乗した。開発のテーマは「居心地のよさ」。角張ったシンプルなスタイルと座り心地のいいシート、街中をきびきびと走り回る動力性能を備えていながら、1リットル当たり23km(10・15モード)も走る省燃費のコンパクトカーだ。
「ちょうどいい大きさ」をキャッチコピーに登場したホンダの「フリード」は、街中で使いやすいコンパクトな車体に3列シートを備えたミニバン。1.5L(リットル)クラスで初めて、8人乗りを設定。7人乗りは、2列目シートが独立したキャプテンシートを採用しているので、3列目への乗り降りが楽だ。
トヨタは、最上級ミニバン「アルファード」をフルモデルチェンジし、全国のトヨペット店から発売した。同時に、兄弟車として「ヴェルファイア」を発売した。扱いは全国のネッツ店。両車とも、至れり尽くせりの快適な室内空間が売りものだ。「動く応接室」の感覚でゆったりと乗ることができる。
人気アニメーションとコラボレーションしたユニークなテレビCMが目を引く日産の小型車ノート。省燃費で人気が高い1~1.5L(リットル)クラスに属するハッチバック車だ。1月のマイナーチェンジでフロントグリルのデザインが変更され、引き締まった顔つきになった。試乗車の走りは予想以上に活発だった。
クラウンは、トヨタを代表する高級セダン。1955年に、日本初の純国産車として誕生した。2月に発売された新型は13代目のモデル。運転者の居眠りを検知して早めに衝突の危険を警告する機能など、最先端の安全装備を満載している。
「上げました。下げました。できました」というキャッチコピーで1月に登場したのがスズキの新型軽ワゴン「パレット」。後席両側スライドドアと広い室内で、ダイハツの人気車「タント」を追う。
一体どこまで広くなるの-。運転席に座って、思わず車内を見回した。驚きの広さが売りものであるダイハツの軽自動車「タント」が、2007年12月のフルモデルチェンジでさらに広くなった。おまけに、助手席側はスライドドアとセンターピラー(前席と後部座席の間の柱)がない構造を採用し、傘を差したまま乗り降りができるほどドアが大きく開く。室内の広さとともに、子育て中の母親や小さい子どもの意見を取り入れたという使い勝手の良さも売りものだ。
イストは、SUV(多目的スポーツ車)を思わせる斬新なデザインの小型車。2007年7月のフルモデルチェンジで横幅が広がり、3ナンバーサイズになった。エンジンも1.5L(リットル)と1.8Lと一回り大きくなり、より個性的な車になった。
フィットは、ホンダのベストセラーカー。2001年の発売以来、全世界で累計200万台が販売された。10月にはフルモデルチェンジして2代目が登場。初代のイメージを引き継ぎながら室内が広くなり、エンジンもパワーアップした。初代に続いて日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞し、販売も好調だ。
7月にフルモデルチェンジしたマツダのデミオ。ヨーロッパの街並みから抜け出してきたようなおしゃれな車体に、軽自動車並みの低燃費を実現した新エンジンを搭載している。
10月2日に発売されたばかりの日産スカイラインクーペにいち早く試乗した。3.7L(リットル)の新型エンジンと優雅なスタイルに走りの期待が高まる。
ワンボックスの快適な車内空間と、ラリーで鍛えられた4WD(4輪駆動)技術による機動性を併せ持つ車が、三菱自動車のデリカ。13年ぶりにフルモデルチェンジし、「D:5」として今年1月に発売された。5月には2WD(前輪駆動)が追加された。
スズキの小型乗用車「スイフト」がモデルチェンジした。ポイントは、1.2L(リットル)の新エンジンとCVT(無段変速機)を組み合わせた車種の追加。燃費が向上するとともに、車体の軽量化で重量税も安くなった。