新車試乗記

ホンダ ライフG

ホンダ ライフG

 昨年11月にフルモデルチェンジしたホンダの新型ライフは、運転のしやすさと使い勝手のよさを追求した軽自動車だ。軽では初めて、バックする時にインパネの画面で後方が確認できるバックモニターを標準装備した。また、フロントピラー(窓枠)を細くするなどして広い視界を確保している。

トヨタ iQ100G

トヨタ iQ100G

小さなプレミアム・カーは全長3メートルで3+1
トヨタのiQ(アイキュー)は、全長3mm足らずのコンパクトな車体に、大人3人が乗ることを可能にした画期的な車だ。日本・カー・オブ・ザ・イヤー2008-2009を受賞した注目の新型車に試乗した。

スズキ ワゴンRスティングレーT

スズキ ワゴンRスティングレーT

国内の自動車販売で5年連続日本一を続けているスズキのワゴンRがフルモデルチェンジし、4代目が登場した。
ひと目でワゴンRと分かるスタイルを継承しながら、室内を広くしたり燃費を改善したりするなど、着実に進化した。親しみやすい外観の「ワゴンR」と個性的な「ワゴンRスティングレー」の2つのシリーズがある。

三菱自動車 トッポM

三菱自動車 トッポM

 三菱自動車は9月17日、クラス最大の室内高が自慢の軽乗用車、新型「トッポ」を発売した。高い天井が生み出す広々とした視界と、低重心設計による安定した走りが特徴だ。

ダイハツ ムーヴ コンテX

ダイハツ ムーヴ コンテX

 8月25日に発売されたばかりのダイハツの新型軽自動車「ムーヴ コンテ」に試乗した。開発のテーマは「居心地のよさ」。角張ったシンプルなスタイルと座り心地のいいシート、街中をきびきびと走り回る動力性能を備えていながら、1リットル当たり23km(10・15モード)も走る省燃費のコンパクトカーだ。

ホンダ フリード Gエアロ Lパッケージ

ホンダ フリード Gエアロ Lパッケージ

「ちょうどいい大きさ」をキャッチコピーに登場したホンダの「フリード」は、街中で使いやすいコンパクトな車体に3列シートを備えたミニバン。1.5L(リットル)クラスで初めて、8人乗りを設定。7人乗りは、2列目シートが独立したキャプテンシートを採用しているので、3列目への乗り降りが楽だ。

トヨタ ヴェルファイア2.4V

トヨタ ヴェルファイア2.4V

 トヨタは、最上級ミニバン「アルファード」をフルモデルチェンジし、全国のトヨペット店から発売した。同時に、兄弟車として「ヴェルファイア」を発売した。扱いは全国のネッツ店。両車とも、至れり尽くせりの快適な室内空間が売りものだ。「動く応接室」の感覚でゆったりと乗ることができる。

日産 ノート15RS

日産 ノート15RS

 人気アニメーションとコラボレーションしたユニークなテレビCMが目を引く日産の小型車ノート。省燃費で人気が高い1~1.5L(リットル)クラスに属するハッチバック車だ。1月のマイナーチェンジでフロントグリルのデザインが変更され、引き締まった顔つきになった。試乗車の走りは予想以上に活発だった。

トヨタ クラウン3.5アスリートGパッケージ

トヨタ クラウン3.5アスリートGパッケージ

クラウンは、トヨタを代表する高級セダン。1955年に、日本初の純国産車として誕生した。2月に発売された新型は13代目のモデル。運転者の居眠りを検知して早めに衝突の危険を警告する機能など、最先端の安全装備を満載している。

スズキ パレットX

スズキ パレットX

「上げました。下げました。できました」というキャッチコピーで1月に登場したのがスズキの新型軽ワゴン「パレット」。後席両側スライドドアと広い室内で、ダイハツの人気車「タント」を追う。

ダイハツ タントカスタムRS

ダイハツ タントカスタムRS

 一体どこまで広くなるの-。運転席に座って、思わず車内を見回した。驚きの広さが売りものであるダイハツの軽自動車「タント」が、2007年12月のフルモデルチェンジでさらに広くなった。おまけに、助手席側はスライドドアとセンターピラー(前席と後部座席の間の柱)がない構造を採用し、傘を差したまま乗り降りができるほどドアが大きく開く。室内の広さとともに、子育て中の母親や小さい子どもの意見を取り入れたという使い勝手の良さも売りものだ。

トヨタ イスト180G

トヨタ イスト180G

 イストは、SUV(多目的スポーツ車)を思わせる斬新なデザインの小型車。2007年7月のフルモデルチェンジで横幅が広がり、3ナンバーサイズになった。エンジンも1.5L(リットル)と1.8Lと一回り大きくなり、より個性的な車になった。

ホンダ フィットRS

ホンダ フィットRS

 フィットは、ホンダのベストセラーカー。2001年の発売以来、全世界で累計200万台が販売された。10月にはフルモデルチェンジして2代目が登場。初代のイメージを引き継ぎながら室内が広くなり、エンジンもパワーアップした。初代に続いて日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞し、販売も好調だ。

マツダ デミオ13C-V

マツダ デミオ13C-V

7月にフルモデルチェンジしたマツダのデミオ。ヨーロッパの街並みから抜け出してきたようなおしゃれな車体に、軽自動車並みの低燃費を実現した新エンジンを搭載している。

日産自動車 スカイラインクーペ

日産自動車 スカイラインクーペ

10月2日に発売されたばかりの日産スカイラインクーペにいち早く試乗した。3.7L(リットル)の新型エンジンと優雅なスタイルに走りの期待が高まる。

三菱自動車 デリカD:5

三菱自動車 デリカD:5

ワンボックスの快適な車内空間と、ラリーで鍛えられた4WD(4輪駆動)技術による機動性を併せ持つ車が、三菱自動車のデリカ。13年ぶりにフルモデルチェンジし、「D:5」として今年1月に発売された。5月には2WD(前輪駆動)が追加された。

スズキ スイフトXG

スズキ スイフトXG

スズキの小型乗用車「スイフト」がモデルチェンジした。ポイントは、1.2L(リットル)の新エンジンとCVT(無段変速機)を組み合わせた車種の追加。燃費が向上するとともに、車体の軽量化で重量税も安くなった。

ホンダ クロスロード20X

ホンダ クロスロード20X

 クロスロードは、7人乗りのSUV(スポーツ用多目的車)。全長4.3m足らずのショートボディーに3列シートを備えている。街中での快適な走行性能と悪路の走破性を両立させた車だ。

トヨタ カローラ フィールダー1.5Xエアロツアラー

トヨタ カローラ フィールダー1.5Xエアロツアラー

 カローラが誕生したのは、今から41年前の1966年。以来、全世界で累計3100万台が販売された世界のベストセラーカー。2006年10月に発売された10代目のカローラは、取り回しのいい5ナンバーサイズの乗用車。ワゴンは前のモデルから「フィールダー」と呼ばれていたが、今回のモデルチェンジでセダンに「アクシオ」という愛称が与えられた。装備は豪華になり、上級グレードは車両本体価格が200万円を超える。乗り心地も含めて、大衆車のイメージはなくなった。

トヨタ オーリス180G・Sパッケージ

トヨタ オーリス180G・Sパッケージ

 オーリスは、昨年10月に発売されたトヨタの新型車。ヨーロッパ市場などに投入される世界戦略車で、かなりスポーティーな仕上がりだ。ボディーは5ドアハッチバック、エンジンは1500ccと1800ccの2種類。全長は4220mmとコンパクトだが、車幅は1700mmを超えるので3ナンバーとなる。

ダイハツ ムーヴカスタムRS

ダイハツ ムーヴカスタムRS

 ダイハツの人気軽自動車であるムーヴと、ムーヴにスポーティーな味付けをしたムーヴカスタムは、昨年10月のフルモデルチェンジ。試乗したのは、ムーヴカスタムの最上級グレード「RS」。広い室内と、力強くて燃費がいいターボエンジンが特徴だ。