家づくりの情報を調べていると、「新住協(しんじゅうきょう)」や「Q1.0(キューワン)住宅」という言葉を目にすることがあります。高断熱・高気密の家に関わる言葉ですが、具体的にどんなものなのかは意外と知られていません。今回は、谷中幹工務店のブログで詳しく解説した内容をもとに、そのポイントをご紹介します。
新住協は「家を売る会社」ではなく研究団体
新住協は、一般社団法人 新木造住宅技術研究協議会の略称です。工務店や設計事務所が集まって住宅の技術を研究する民間団体で、家を建てたり販売したりする会社ではありません。技術は公開されていてフランチャイズ化はしておらず、特定の建材メーカーに偏らず、流通している材料を正しく使うという考え方が特徴です。
Q1.0住宅は「家の燃費」で考える
住宅の断熱性能というと「UA値」がよく使われますが、UA値には換気による熱の損失などが含まれないため、家の燃費を表しきれないとされています。Q1.0住宅では、専用の計算ソフト「QPEX」で建設地ごとの暖房エネルギーを計算し、同じ地域の省エネ基準の住宅と比べてどれだけ少ないかで判定します。たとえば熱交換換気はUA値を変えませんが、暖房エネルギーは20〜30%減るとされています。数値の見た目だけでなく、実際にどれだけエネルギーを使う家なのかを見る、という考え方です。
温暖な紀南地方でも大切なこと
田辺市は沿岸部の市街地は温暖ですが、山間部はより寒い地域です。温暖な市街地でも冬の朝晩は冷え込むため、断熱と気密の差は快適さに表れます。また温暖な地域では、冬の対策だけでなく、夏の日射遮蔽(日差しを遮る工夫)と冷房計画も重要になります。
住宅会社を比べるときの確認ポイント
注意したいのは、「新住協の会員」であることが、そのまま性能の保証にはならないという点です。会社を比べるときは、燃費計算(年間の暖冷房エネルギー)の結果を見せてもらえるか、全棟で気密測定を行い結果を書面で受け取れるか、断熱・気密工事の施工写真や現場を見せてもらえるか、夏の日射遮蔽や冷房計画を説明してもらえるか、といった点を確認してみてください。
詳しくは谷中幹工務店までお気軽にお問い合わせください。
詳しくはこちらのブログ記事をご覧ください:新住協とは?Q1.0住宅の考え方と住宅会社選びの見方|田辺市
