朝晩の空気がひんやりとして、秋の深まりを感じる季節になりました。これから冬にかけては空気が乾燥し、無垢材の床にとっては少し気をつけたい時期です。「無垢の床は憧れるけれど、お手入れが大変そう」という声をよくいただきますが、ポイントさえ押さえれば難しいことはありません。今回は、乾燥する季節の無垢材フローリングとの付き合い方をご紹介します。
無垢材の床は「呼吸」しています
無垢材は、湿度が高い時期には湿気を吸い、乾燥する時期には水分を放出します。夏はさらっと、冬はほんのり温かく感じられる無垢材ならではの心地よさの理由です。一方で、水分を放出する冬場は木がわずかに縮み、板と板の間に小さな隙間ができることがあります。これは木が生きている証拠ともいえる自然な動きで、湿度が戻る季節には落ち着いてくることがほとんどです。
ふだんのお手入れは乾拭きと掃除機で十分
日常のお手入れは、掃除機やフローリングワイパーでホコリを取り、気になるところを乾いた雑巾で拭く程度で十分です。水拭きをするときは、固く絞った雑巾でさっと拭き、水分を残さないことがポイント。無垢材は水分が苦手なので、飲み物などをこぼしたら早めに拭き取り、濡れたままにしないよう心がけてください。
年に一度のオイルメンテナンスで風合いが長持ち
オイル仕上げの床なら、年に一度ほど植物性のメンテナンスオイルを塗り込んであげると、乾燥から木を守り、しっとりとしたツヤがよみがえります。空気が乾燥し始める秋から冬の入り口は、オイルメンテナンスにちょうどよいタイミング。ご家族で床を磨く時間は、家への愛着が深まるひとときにもなります。
小さな傷も「味わい」に育っていきます
無垢材の床は、小さな傷やへこみも経年とともに色合いが深まり、味わいとして馴染んでいきます。浅いへこみなら、固く絞った濡れタオルを当てて上からアイロンをかけると、木が水分を吸って膨らみ、目立ちにくくなることもあります。手をかけた分だけ応えてくれるのが、無垢材の床の魅力です。新築はもちろん、いまお住まいの家の床のお手入れに迷ったときも、どうぞお気軽にご相談ください。
詳しくは谷中幹工務店までお気軽にお問い合わせください。
