今、FPSゲームで人気のゲームがある。
RiotGames からリリースされた『VALORANT』(ヴァロラント)だ。
久々の5対5の本格FPSで、LOLのRiotGamesから発売ということで注目を集めている。
5対5のFPSは簡単に説明すれば、ラウンド制で攻守に分かれて、爆弾を設置して爆破する攻撃側とそれを阻止する防御側にわかれて行われるシューティングゲームで、AVAやCSGOなどが有名。VALORANTはそのFPS要素に、OWのようなスキル要素が加わったFPSゲームとなる。
私は、プレイする側ではなく、しかもFPSよりもバトロワ系のゲームの方が好きだった。
しかし、それは食わず嫌いだった。
VALORANTは多くのプロゲーミングチームが部門を設立し、CSGOの伝説的チームAbsoluteや、神の子と称される選手が移行したりと盛り上がりを見せている。
そして、そんな人気を後押しするかのように、大会も多く開かれるようになった。
そんな状況の中で、大会を視聴する機会もふえ、最初はなんだか分からなかったけれど、見るほどにはまる魅力。奥の深い戦術や攻守などに魅了され大会がある度に見てしまう虜となってしまった。
そんなVALORANTのRiot公認大会において、先日衝撃?快挙?新たな伝説とも言われる出来事があった。
CSGOから移行したAbsoluteは、VALORANTでも公式大会で無敗を誇っていた。
そんな絶対王者に、新興勢力の神の子Dep擁するREJECTが勝利したのだ。
その試合はTwitchでの同接が3万人近くに成り、Twitterのトレンドにのるほど注目をあびる結果となった。
まだ、リリースされて間もないVALORANTだけれど、これから多くの伝説や名シーンを生んでいくのだろう。
たかがゲームと思っている人も多いと思うが、そこに人生をかけ、真剣に向きあい世界を目指す人がいることを知ってもらいたい。
5対5のFPSはゲームがeスポーツと呼ばれる所以を感じ取れるはずだ。