
キーライフをご覧のみなさん、はじめまして。 田辺市で木の家を建てている、谷中幹工務店の谷中伸哉です。
私はいま、自分が7年間家族と暮らしてきた自宅を、 家づくりを考えている方に見ていただく「暮らしの見学会」を開いています。
モデルハウスでも、完成したばかりの家でもありません。 7年分の生活の跡がある、本物の住まいです。
なぜそんなことをするのか。それには理由があります。
うちはひいじいちゃんから続く大工の家系です。 父が工務店を始め、私は2代目。 弟が大工として現場を担い、私が設計と打ち合わせを担当しています。
でも正直に言うと、私はこの仕事を選ぶのが遅かった。
あまりにも身近にあったせいか、大工の仕事の魅力に気づいたのは大学の就職活動中のことでした。卒業後はハウスメーカーの営業マンとして社会人をスタートし、夜討ち朝駆けの毎日。契約をいただいても、その後の家づくりには関われない。「住まい手と最後まで一緒に家を建てたい」というジレンマが、ずっと胸にありました。
3年後に退社して、バックパッカーでヨーロッパを1ヶ月旅して。 田辺に戻ってから、父の工務店で大工見習いとして現場に入りました。

大工さんが図面から3次元を頭の中で組み立てる姿に、しびれました。 職人さんたちが自分の仕事に誇りを持って打ち込む姿に、感銘を受けました。
その後、設計の道に進み、一級建築士を取得。 建築家・伊礼智さんが主宰する設計教室に3年間通い、 断熱の世界では新住協に参加して、基本を一から学び直しました。
遠回りだったけれど、営業も、現場も、設計も、全部経験したことが いまの自分の家づくりの土台になっています。
私が大切にしていることは、ひとつだけ。 家は完成した瞬間がゴールじゃない、ということです。

住めば住むほど、ますます好きになる家を建てたい。 10年、20年後に「この家にして良かった」と思ってもらえる家を。
田辺市で家づくりをお考えの方、ぜひ一度ホームページをのぞいてみてください。 そして、もし木の家が気になるなら——実際に見に来てください。

